生物絶頂スペルメイカー 作者構築デッキ(全11メイカー分)

5/30にスペルメイカーの大会が開催されます!(参加締め切りは5/29中)
それに先立ち、作者がサキュバスを除く現状全メイカー11人のデッキを組んでみました。

本日はそれを一つずつ解説していこうと思います。
(半分くらいは一度Twitterに上げた内容です)

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まずはメイズです。
メイズは50カウントごとに墓地の生物をゾンビとして復活する「ネクロマンサー」や、試薬攻撃を軽減する「無神論者」、ゾンビが死んだときに再び墓地に入れる「家畜の管理者」が特徴です。
死者を抱えることにより切れ目のない攻撃を繰り返すことが得意なメイカーです。

まず序盤に「ウミヘビ」「キングコブラ」「ドクトカゲ」などの強力な爬虫類を放出し、防腐処理で墓地の生物を消滅から守ります。
「大粉飾 ベルゼビュート」で加速した後は、墓地に残っている生物をゾンビパウダーで復活した上でゾンビパンデミック×2で場のゾンビを増殖。
「ゾンビ強靭化ウィルス」「ヒートアップ」「魔導減衰壁」といった装備で強化します。
「ゾンビ強靭化ウィルス」により装備破壊が無効化されるため、付けた装備は破壊されることがありません。

次は狐玉です。
狐玉は耐久を強化する研究が多く、また異常を100%防御する「向上心」レベル6を現状唯一所持しています。
また、「藍沼の暴君」により一定時間毎に敵5体に味方最大火力に応じたダメージを与えることができます。
試薬による攻撃を中心とするデッキにも、生物で戦うことを軸にするデッキにもできる器用なメイカーです。

「耐衝撃姿勢」「数奇の秘術書」で守った「ハシビロコウ」に「ヒートアップ」を付け、「毒菌の散布」で敵を一掃するデッキです。
「毒菌の散布」はフィールド上で森・山にいる生物にしかダメージを与えられないため、事前に「干上がる湖面」「魔導圧ポンプ」のコンボでフィールドのほぼ全てを森と山にしてしまいます。「毒菌の散布」が終わったら、用済みのハシビロコウは「挺身散毒」で自爆します。

次は姫時です。
姫時は「数学者」「狭所好き」により、生物を放出する度にフィールドに弱い魚を追加で呼び出していく研究が特徴です。
また、「数の暴力」「宵越しの銭は持たず」「敏感」といったダメージを減衰する研究も数多く持っています。
生物の数で場を制圧することが得意なメイカーです。

耐久に優れた「UR姫時」を装備で強化し無双させるデッキです。
「ピコヌテリア」「大繁殖アニマルコピー」で増殖した弱生物に「ラスト・ソング」を付けることで、「踏みつぶし」などで一掃された時に残った生物に一気に火力強化装備が付与できるようにします。
後は、「吸血の牙」「ランドセル」で回復装備、「リザードマンの剣」で射程内の敵全体にダメージを与える装備を付与。
長く生存すればするほど研究「成長性」で火力、カード効果「弾道予測」で射程が伸びていくので手が付けられなくなります。
更に「箱入り娘のリボン」をまで付けられれば、全ての敵がUR姫時に向かってくるため、コアをダイレクトに狙われる心配も無くなります。

次は苦無です。
苦無は「もったいない精神」で装備や設置の効果時間を延長したり、「母性」や「合理的」により、場の生物を増殖させることができます。
また、「ロングスリーパー」は、味方の最大耐久に合わせて徐々に味方を回復します。
長く生存することで徐々に有利な状態に持っていくメイカーです。

序盤は「腐食する鉄仮面」「夢魔の体液」「金属溶解液」で敵を妨害し、後半から一気に「アフリカゾウ」「苦無」「マキナテリウム」といった強力な生物で一気に攻勢を仕掛けるデッキです。
「苦無」をヒートアップで強化して「挺身散毒」で自爆した後は、専用カード「記録の継承」で即座に「吟」として復活させます。

次はナスリーです。
ナスリーは一定時間毎に敵一体に味方最大火力に応じた大ダメージを与える「天使の王」と、一定時間毎にデッキ上の味方をランダムで放出する「創造性」、敵の装備を破壊する「恐怖による支配」を持ちます。
「天使の王」の条件を満たすと必然的に飛行生物が中心になるため、機動力に優れたデッキになります。

「巨大サイロ」「贋作排除令」のコンボや「毒の撒菱」で敵を減らした後は、「天使の王」で生物を各個撃破するデッキです。
強い生物ばかりを積んでいるため、デッキの総LPは4000を超えています。
巨大サイロがうまく機能すれば全ての生物を放出できますが、基本的にはこれらのカードは直接放出せず、「創造性」により呼び出されることを前提にしています。

次は吟です。
吟は火力を上げる研究を多く持ち、「怪力」によって試薬攻撃力を犠牲にして生物による直接攻撃力を上げることもできます。
研究「アサシン・ドール」を発動させれば、敵を倒した場合に即座に次の行動に移ることができるようになります。
苦無とは対照的に、時間をかけずに一気に攻めることが得意なメイカーです。

「吟」の能力を最大限に活用したデッキです。「吟」は効果「クラウチング」により、100カウントの間移動速度が「固定」となります。その間に固定状態専用の装備カードを次々と付けていきます。
クラウチングが解けた「吟」の移動速度は最高の「神速」のため、うまく決まれば瞬く間に敵を殲滅できます。

次はひかりです。
ひかりは生物の基礎能力を上げる研究が多く、研究を満たすだけで生物の能力が非常に高くなります。
また、ナスリーの「創造性」(一定時間毎にデッキの味方を放出)、佃の「ファーストエイド」(一定時間毎にLP回復)、メイズの「無神論者」(試薬ダメージを軽減)など、他のメイカーの特色ある研究を低レベルで少しずつ持っていることも特徴です。
現状最高LPを誇る「ひかり」が「構造破壊銃」により強化できる点も優秀。

「ひかり」を増殖し、強化することで序盤に一気に勝負を決めてしまうデッキです。
「勇者の培養」で増殖した「ひかり」に「吸血の牙」「フェイスシールド」「ヒートアップ」「魔導減衰壁」を次々に装備していきます。
後半の生物たちは、ほぼ研究を満たすためだけに入れています。

次はトレモロです。
トレモロは「上級魔導士」「魔性の魅力」を高いレベルで持っているため、哺乳類の試薬に隣接させることで生物の火力を格段に上げることができます。
また、自身である「トレモロ」以外にも、「カーバンクル」専用の強化研究を持っています。
専用カード「ルナ・ラビッツ」は、死亡した「カーバンクル」達を全員復活させることができます。

試薬攻撃を無効化する金色のカーバンクル2体、火力の高い青色のカーバンクル1体を主軸にしたデッキです。
干上がる湖面、魔導圧ポンプでフィールドをほぼ全て彼らの生息である森・山にしています。
青色のカーバンクルは哺乳類で囲んでおり、火力は6000万まで膨れ上がっています。
「ヒートアップ」で強化した青カーバンクルが場にいる場合、「毒菌の散布」のダメージは2億4千万になり、大抵の生物を一撃で葬り去ることができます。
また、「カーバンクル」達は死んでも「ルナ・ラビッツ」で2回まで復活します。

次は弓那です。
弓那は試薬効果で殺した敵を味方の「黒魔晶」に変化させる「魔力の結晶化」や、試薬の放出LPを低減する「博学」、一定時間毎に弱生物の「アンバー」・強生物の「フライアイ」を呼び出すことができる「製命術」が特徴です。
試薬での攻撃を得意としたメイカーです。

「贋作排除令」で変換した「黒魔晶」を「耐衝撃姿勢」で守り、「フライアイ」を増殖させるデッキです。「製命術」による「フライアイ」がちょうど②のタイミングで場に出てくる他、直後にカードでも放出します。
その後は「挺身散毒」の前後に「ハシビロコウ」を配置することで確実に自爆を成功させ、「ヒッチコックレイド」2連発で残った敵を一掃、敵がいなくなったフィールドに「墓石にかかる光輪」で天使兵を4体呼び出します。

次は佃です。
佃は生物を入れれば入れるほど強くなる「キュート」や、一定時間毎にLPを回復する「ファーストエイド」が特徴です。
基礎能力も非常に上がりやすいもののの研究は生物を要する複雑なものが多く、デッキを組む難易度は高いです。
生物による場の制圧を得意としたメイカーです。

強化研究を満たし、かつ強力な生物「マキナテリウム」、「アフリカゾウ」×2、「佃」、「青いおたま」全てに飛行生物と水棲生物を隣接させ、「向上心」による異常耐性を獲得させたデッキです。
このように佃の強化研究を全て満たすと、「スズメ」や「アキアカネ」と言ったコモンカードの平凡な生物でさえ非常に強力になります。

最後はリッチーです。
リッチーは「神経毒の知識」と「奇人変人」を持つため配置によって火力が上げやすく、また「毒のエキスパート」「出血毒の知識」など、状態異常「毒」を強化する研究を多く持ちます。
試薬による攻撃や妨害を得意としたメイカーです。

「大粉飾 ベルゼビュート」を序盤に2回使い、一気にカードをドローして戦局を決めてしまうデッキです。
おなじみの「干上がる湖面」「魔導圧ポンプ」コンボで場の地形を森・山とした上で「腐食する鉄仮面」により異常耐性を消します。
その後は、「数奇の秘術書」を2つ使って2回復活できる「ハシビロコウ」に「ヒートアップ」を付けて火力を強化し、「毒菌の散布」、「毒の撒菱」で敵を一掃します。
一掃した後は2体の「ヤンバルクロギリス」を呼び出しますが、基本的には他の味方メイカーによる侵攻を待ちます。

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総勢11名! サキュバスを除く全メイカーの作者デッキです。大変でした……。そして、現環境で全然流行ってない「干上がる湖面」「魔導圧ポンプ」+「毒菌の散布」を激推しする感じになってしまいました……。
頑張って考えましたが、きっともっと強いデッキはできると思います。是非見つけてみてくださいね。
(作者が当日に組むデッキは↑とは異なる可能性があります)

大会の開催楽しみです。私は第一回同様、今回もガチでデッキを組んでかかっていくので、腕に覚えがある方は是非「通常試合」で私と勝負しましょう。もちろん、腕に覚えがない方でも楽しく「通常試合」に参戦してくださいね。
また、「トレモロ祭り」の方はほぼほぼ運ゲーだと思うので、そちらの参加も検討してみてください。

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